gowalkの雑記ブログ

精神障害者(統合失調症)の雑記ブログ

忙しい人のための「訂正可能性の哲学」東浩紀

人間は家族から離れられない ウィトゲンシュタインは、人間はなんのゲームをプレイしているかわからないままただプレイだけを続けていることを発見した クリプキは、現在の行為を支えているはずの規則や意味は、未来の行為に照らして論理的に遡行的に書き換…

論より詭弁 反論理的思考のすすめ 香西秀信 感想

正直言って、私は、生真面目な動機から、論理的思考について学ぼうとする人間が好きではない。そういう人間に限って、論理的思考力の効能を固く信じ、正しい議論を真剣になってやろうとする(ディベートの訓練をしている人など、大抵そうだ)。だが、議論に…

フォン・ノイマンの哲学 人間のフリをした悪魔 高橋昌一郎 感想

有名な天才科学者ノイマンの人生について書かれた本です。 ノイマンがいかに天才だったかがよくわかる内容でした。 ベルリン大学数学科では、博士学位の口頭試問の際に、その大学院生の専門分野の「未解決問題」を見せて試すという慣習があった。もし院生が…

日本を捨てた男たち フィリピンに生きる「困窮邦人」 水谷竹秀 感想

第9回開高健ノンフィクション賞を受賞した本です。 内容はフィリピンに移り住んだ日本人を取材したものになります。 正直言って読んでいて面白いとは思いませんでした。内容が暗いのもありますが、あまり読了後の気分がいい本ではありません。 私は文庫版を…

だから、居場所が欲しかった。 バンコク、コールセンターで働く日本人 水谷竹秀 感想

タイの首都であるバンコクにあるコールセンターで働いている人々を取材したノンフィクション本です。 本によると、コールセンターは日本語ができれば誰でも就職できる職場で、タイ語がわからないしこれといった資格もない人がとりあえず働く場所だそうです。…

0円で生きる 鶴見済 感想

著者の鶴見済は昔「完全自殺マニュアル」という本を書いていてベストセラーになっています。現在はあまりお金を使わない生活で細々と暮らしているようです。 鶴見済のブログ この本はお金をかけないで生活する方法がまとめられたものです。 貰ったり共有した…

完全無欠の賭け 科学がギャンブルを征服する アダムクチャルスキー 柴田裕之 感想

科学の力でギャンブルに勝とうと考える人たちのエピソードをまとめた本です。 基本的にギャンブルで勝つのは胴元ですが、ギャンブルで勝っている人は存在します。それは胴元を負かすような技術を持っているからではなく、参加しているプレイヤーから奪うもの…

スパイス、爆薬、医薬品 世界史を変えた17の化学物質 Pルクーター Jバーサレン 小林力 感想

とてもボリュームのある本でしたがなんとか読みました。 内容が難しかったので流し読みしました。 内容は面白かったのですが、著者のこだわりである化学物質の構造の図は必要ないのではないかと思いました。構造の図を出すくらいなら実物の写真を載せたほう…

家族だから愛したんじゃなくて愛したのが家族だった 岸田奈美 感想

有名なブロガーのエッセイ本です。 波乱万丈な著者の人生が面白おかしく書かれていました。 甲子園球場でビールの売り子になろうと思ったらホットコーヒーを売らされた話は衝撃的でした。まさかそんなって感じですね。夏の甲子園球場でホットコーヒーをそこ…

読んでいない本について堂々と語る方法 ピエールバイヤール 感想

とてもためになる本でした。私が読んだ本の中でTOP10に入る面白い内容でした。 著者は本を読む必要はないと主張しています。 本を読むことは、本を読まないことと表裏一体である。~ある本を手に取り、それを開くということは、それとは別の本を手に取らず、…

最速でおしゃれに見せる方法 MB 感想

有料メルマガで有名なファッションバイヤーの方が書かれた本です。男性がおしゃれに見えるファッションについて書かれています。 おしゃれに興味がない人でもわかりやすくおしゃれに見せる方法が書かれています。 著者はこの本を「おしゃれの教科書」と言っ…

バッタを倒しにアフリカへ 前野ウルド浩太郎 感想

サバクトビバッタというバッタの研究をしている研究者の研究日記です。 著者は、モーリタニアに大量発生するサバクトビバッタを減らす研究をしています。大量発生するサバクトビバッタは農作物に甚大な被害を与えます。この被害を抑えるために著者がモーリタ…

ただめしを食べさせる食堂が今日も黒字の理由 小林せかい 感想

少し風変わりなルールで運用されている、未来食堂という飲食店について書かれた本です。 未来食堂にはまかないというルールがあって、店の掃除や調理を50分手伝うと一食無料になるただめし券がもらえます。ただめし券はまかないをした本人が使ってもいいし、…

沈黙のWebライティングを無料で読んだ感想

とあるYouTuberさんがオススメされていたので、読んでみました。 このサイトで無料で読めます。(公式サイトです) www.cpi.ad.jp はじめはAmazonで買おうかと考えていたのですが、検索してみると全文公開されていることがわかり、すぐに読みました。こんな…

Google AdSense マネタイズの教科書[完全版] 感想

とても参考になりました。 どのようにサイトを設計すれば利益を上げられるのかが丁寧に書かれていました。 今現在私はこうやってブログを書いているわけですが、正直あまり収益にはこだわっていません。 この本に書かれている通りにサイトを作れば収益が良く…

ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー ブレイディみかこ 感想

日本人とイギリス人の間で生まれた子どもが、イギリスの中学校生活を送るなかで起きた出来事をまとめたものです。 中身の大半は差別に関する内容で、読んで考えさせられるものばかりでした。 イギリスって道を普通に歩いているだけで差別的な発言をされるこ…

夜しか開かない精神科診療所 片上徹也 感想

著者は大阪ミナミで精神科診療所をやっているお医者さんです。この本は著者の生い立ちや、診療所を受診する患者さんのエピソードをまとめたものになっています。後半には精神病に関する解説も入っています。 精神科のお医者さんなので落ち着いた人なのだろう…

勉強の哲学 増補版 千葉雅也 感想

著者は立命館大学の准教授で哲学を教えています。この本は著者の専門である哲学に基づいて、勉強とはどういうものなのかについて書かれたものです。 本を読んでみた感想としては、難しくてよくわかりませんでした・・・。 唯一理解できたのは「勉強とは絶対…

たくらむ技術 加地倫三 感想

この本の著者は「アメトーーク」や「ロンドンハーツ」の番組を制作しているテレビ朝日の社員です。バラエティに詳しい人なら必ず知っている裏方の有名人です。 本の内容は、著者がバラエティ番組を作るうえで考えていることや大事にしていることをまとめたも…

友だち幻想 菅野仁 感想

著者は社会学が専門の大学の先生です。 この本は人間関係(主に友達との関係)について書かれた本です。 「友だちというのは幻想で無駄なこと」という主張をしていそうなタイトルですが、中身は全然違います。 「人と人との距離感に少し敏感になったほうがい…

ブックオフで本を大量に売ったら2万円になった

ブックオフで本を売ってきました(段ボール6箱分) 本だけでなくゲームとDVDも売りました。 2万円をこえる金額になりました。 比較的高い値段で売れた本の名前を挙げてみます。 デザイン入門教室 UnrealEngine4で極めるゲーム開発 有機ELディスプレイ概論…

図解モチベーション大百科 池田貴将 感想

モチベーションを上げたい人のための1冊です。 本の内容は行動経済学・実験心理学などを扱った国内外の文献から心理・行動に関する実験とその結果を抜粋し、著者なりの解釈を加えたものです。 著者による説明は独自の解釈であり実際の研究者の意図とは異なる…