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たくらむ技術 加地倫三 感想

この本の著者は「アメトーーク」や「ロンドンハーツ」の番組を制作しているテレビ朝日の社員です。バラエティに詳しい人なら必ず知っている裏方の有名人です。


本の内容は、著者がバラエティ番組を作るうえで考えていることや大事にしていることをまとめたものでした。自己啓発本のようでもあり、自伝のようでもありました。テレビの世界でバラエティに携わりたいと考えている人は読んでおいた方がいいと思います。初めから終わりまでテレビの話ばかりでした。


テレビのバラエティ番組が好きな人は読んで面白いと思いますが、そうでない人は読んでも面白くないかもしれません。兎にも角にもテレビの話ばかりなので。


ただしテレビに興味がない人でも集団で映像作品を作る仕事(YouTubeとか)に関係している人はためになる内容かもしれません。集団で映像作品をつくるための心構えが学べます。


でも大部分が「テレビの世界で面白い作品を作るにはどうすればいいか?」をテーマにして書いてあるので、テレビの世界に興味がないとなかなか参考にならないような気がします。


個人的には面白かったですが、あまり万人受けしない内容だと思いました。テレビのバラエティに興味があったり、加地倫三さんに興味があれば読んでもいいんじゃないかな。