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完全無欠の賭け 科学がギャンブルを征服する アダムクチャルスキー 柴田裕之 感想

科学の力でギャンブルに勝とうと考える人たちのエピソードをまとめた本です。

 

基本的にギャンブルで勝つのは胴元ですが、ギャンブルで勝っている人は存在します。それは胴元を負かすような技術を持っているからではなく、参加しているプレイヤーから奪うもののようです。

 

ギャンブルをするプレイヤーは確率を考えずに気分で賭けをするときがあります。そのタイミングを見計らって確率の高いほうにお金をかけて、気分で賭けをしているプレイヤーからお金を奪って儲けているギャンブラーは存在するようです。

 

どうすれば科学の力でギャンブルに勝つことができるかという具体的な方法は書いてありませんでしたが、科学の力でギャンブルに勝つには相当な研究と地道な鍛錬が必要であることは書いてありました。楽して勝つのは無理ってことですね。

 

 

本の内容で一番興味深かったのはサッカーのペナルティーキックの入る確率です。

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(右利きの選手にとってはゴールの左側、左利きの選手にとってはゴールの右側が自然な側になります)

キッカーは自然な側にボールを蹴ったほうがゴールする確率が高いです。キーパーは自然ではない側に動いたほうがゴールを阻止できる確率が高いです。これは知らなかったので勉強になりました。今後サッカーをする機会があればこの確立に基づいて行動しようと思います。(サッカーする機会が今後あるかはわかりませんが)

 

勉強になりました。