有名なブロガーのエッセイ本です。
波乱万丈な著者の人生が面白おかしく書かれていました。
甲子園球場でビールの売り子になろうと思ったらホットコーヒーを売らされた話は衝撃的でした。まさかそんなって感じですね。夏の甲子園球場でホットコーヒーをそこそこ売り上げた著者は天才だと思いました。買ってくれそうな人を見極めたり、気温が低めの雨が降っている日にしかシフトを入れないとか、ネットで自逆風に助けを求めてみたり、創意工夫を凝らしてホットコーヒーを売ろうとする姿勢は尊敬しました。
この本のタイトルの意味が最後のほうに書かれているのですが、とても素敵な理由だと思いました。この本をタイトル回収の内容だけでもこの本を読む価値はあると思いました。
ちなみに著者はnoteをやっていてフォロワーが5万人くらいいます。
本で書かれている内容の一部もnoteで書かれていたりするので、気になる方は読んでみてほしいです。面白いです。
本に書かれているエピソードはえぐいものもあるのですが、著者の人柄で柔らかくなっているように感じました。こんな優しい人になってみたいなと思いました。